- 娯楽の殿堂
- 1962年公開の作品を約半世紀を過ぎて観賞。
黒沢明という人の凄さを感じる。もっとも好きな作品はデルスウザーラであるが
この作品に含まれる笑いという要素がたまらなく良いですね。
また、今現在も活躍されている役者さん、仲代達矢、加山雄三、田中邦衛なんかの若い頃が見ることが出来るのも嬉しい。
個人的にはBGMが強すぎるようにも思うが、これは当時としてはしょうがないのかもしれませんね。 - 黒澤明、日本映画の評価は、これを見た後でするべし
- 個人的には、黒澤明の最高傑作だと思っている。勿論、「七人の侍」「隠し砦の三悪人」「用心棒」より上だと見る。
黒澤明の作品は多少饒舌な部分があり、あと十分か二十分カットすればもっと傑作になるのに……という気がするものだが、本作に関しては、一切カット不要……というか、下手にカットすると意味が分からなくなる、と言うくらいにまで脚本が削いである。
三船敏郎の剣捌き、本来は主役になるはずだった小林桂樹の名演、息をもつかせぬストーリー、見始めに気になる白黒シネマスコープなどその内気にならなくなる面白さ。
娯楽とは、映画とは、巨匠の渾身の解答と言えよう。
これを見てリバイバルを見ると笑えるぞぅ(自分は笑おうと思って見たけど)。 - 本編は最高 でも・・・
- ほんとにそうですね。 高くて特典も少ない。
本編は最高な物ばかりなのに。
パッケージのセンスもおじさんチック
米国クライテリオン盤なんかのセンスを見習えないのかな?
紙ジャケとか・・・どおいう人が担当なんだろう?
若い人に任せた方がいいのでは?
いいデザインの方が売上もUPすると思うんだけど。 - 面白い!!
- 開始5分で「これは面白い展開になってきた!」と思わせるのは流石。次々と起こるピンチを策略で切り抜ける展開に一気に引き込まれました。ストーリーも単純明快、無駄と思えるシーンもなくサクサク進んでいくので大変見やすかったです。黒澤作品・白黒映画を倦厭している人にお勧めしたい一作。演技がいかにも芝居じみてリアリティに欠けるのですが、その分娯楽面に徹しているので気になりませんでした。
冒頭で若侍達の「こうなったら死ぬも生きるも我々9人!」という台詞に対し「10人だ!てめぇらのやる事は危なくて見ちゃいられねぇ!」と椿三十郎が味方になるシーンは最高にかっこいい。椿三十郎が去った後、さりげなく若侍達の突っ込み役を担ってくれる押入れの侍もいい。椿屋敷が舞台なのでカラーだったらさぞ綺麗だろうと思いつつ、ストーリーの鍵となる椿がいかにも作り物っぽいので白黒で良かったかも。椿が川を流れるシーンは、それまでの殺伐とした空気を変えてくれるような美しさでした。そしてラストシーンの緊張感が凄い!長い「間」の中で、緊張のあまり息ができませんでした。何度見返しても面白い作品です。 - 続々登場する素晴らし作品!映像特典をたくさんつけて欲しい…
- 前作「用心棒」に続く超傑作時代劇。
スタッフ、キャスト共に完璧であり世界最高峰の娯楽作といえる。
昨今「○猿」などの映画が公開された際に、「邦画も洋画に近づいてきた…」などとのコメントがあったが、昔の邦画は洋画よりも遙かに優れた作品が多い。著名なハリウッド監督が勉強の為に黒沢監督のスタジオを訪れたほどだ。
今では当たり前となっている、刀で斬る時の効果音は黒沢監督が世界で初めて採用したもので当時の観客には非常に驚きであったし、最後の流血シーンは俳優達も仕掛けを知らされていなかったので、周りで見ている加山雄三達は「事故が起こって本当に斬られてしまった!」と思ったそうで、仲代氏はショックのあまりに本当に倒れたそうな…。
本作には面白いエピソードがたくさんあり、当時のスタッフやキャストでまだ元気な方もいらっしゃるのでそうした人々のコメントなど入れ、2〜3枚組などにして洋画にあるようなアルティメット版!!なんて作れないものだろうか?
いや是非、作って欲しい。洋画に比べて邦画DVDの映像特典の貧しさ、売る側のやる気のなさを感じる。
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